2013年7月29日月曜日

リバネスの企画の品質管理(QC:Quality Control)

研究者集団のリバネスの、社風というか仕事を進める雰囲気について書いてみます。
突然ですが、理系大学院生ぐらいになると、批判的思考ができる人多いですよね。

研究者ならキッツいダメだしは得意だよね?

大学院生〜研究者ならば普段の研究活動や論文セミナーなどで立派な論文の穴や未検証の点を突くといった思考法をトレーニングされています。その鋭さでもって、企画者が一生懸命考えた企画のクリティカルな点を指摘しあっていくと、どうしても「激しく切り結ぶ」ようなプロセスになることもあるわけです。

リバネスでは、雑誌の企画をつくったりするプロセスで、意見の衝突がよく起こります。今日はなぜか、科学雑誌『someone』を作る中で、品質管理(QC)についてガクガクの議論になったことを思い出しました。

クオリティを高めるためには建設的批判が欠かせないよね


ついチェックをお願いされると良かれと思って批判的思考や凝り性を発揮するリバネス人は多いです。いいもの作りたいから、建設的批判はマストであり、叩けば叩くほど強い企画になる、と思ってる面もあったのかもしれません。すると、振り返ってみればQC担当とはいつの間にか容赦ないダメだしをする人、みたいな誤解が広がっていたように感じます。

とはいえ、「真剣なのだから批判も当たり前だろ?」という面も否定できません。馴れ合いからは鋭い意見はうまれないからです。しかし、当時の議論の結果、QCの最終責任者が「ダメだしをする人」ではダメだ、と結論づけることになったわけです。

ボコボコにするだけが品質管理じゃないよ、という気づき


その当時の議論の結果は一言でいうなら
QCとは、製品が価値を発揮するプロセスを全て見渡し
人と人のラインの流れを整える人。関係を作る、直す役割
という言葉に凝縮されます。


だから、QCを行うときは「諦める決断もする」という選択肢も持っていることをよくよく理解して行うべきなのです。負担にならないようにまとめるという道もある、凝り性を発揮しまくるのは時間が無限にあるときや趣味のときはOKですが、時間と相手がいるビジネスではどうしても制限があると理解するべきだったのです。



2013年7月22日月曜日

自分のことを何と言うか。

自分のことを「システムエンジニア」ではなく、「システムコンサルタント」と言いたがる人の特徴。 - 感謝のプログラミング 10000時間

 というような記事を読んだわけですが
かつて「自分は◯◯です」をズバッと言えなくて困ってたなあということを思い出しました。
また、いろいろやった人ほどこれを言うのが難しいということも、
周りを見ていてなんととなく感じています。

殊に自分は、転職もしたし、事業部変わったりもしました。
取り組んできたプロジェクトもけっこうな数になりました。
種類としては教育、出版、マーケティング、PR、ブランディング、商品開発、人材育成、採用戦略など多岐にわたっているがために「自分は◯◯です」を一発で言い表すことがなかなかややこしくなってきました。

もちろん「自分はサイエンスブリッジコミュニケーターです」という手があります。
そこで思うのは、もっとサイエンスブリッジコミュニケーターが有名にならないといけないな、ということです。
それは修士だ博士だと学位を持つということではなく、
もちろん科学館で働いたとかそういうことではなくて、
サイエンスを理解し、相手に伝わるかたちを構築し、それをビジネスにつなげることを実践する人という意味です。

会社のステージ的にも「新規に事業・プロジェクトを興すこと」が推奨されている、ということも背景にあると思います。

もちろん実験性・新規性や「まだ見ぬことへのワクワク」が
仕事のモチベーションのかなりの部分を占めるリバネスの仕事の性質もあると思います。

要は、この言葉や職能自体がリバネスの独自ポジションなのです。

僕の仕事の一つはこれを広めることにあります。
リバネスで働く人それ自体や、
「サイエンスブリッジコミュニケーター」という言葉が内包するイメージ、
これが「こういうものだよね」とみんなから期待されるように持っていきたいわけです。

こういったブログ執筆や、採用活動、営業活動を通じて
それを発信していこう。と思った次第でした。


もしリバネス自体や「サイエンスブリッジコミュニケーター」という言葉を作った人と
話してみたい、という人は、リバネスの役員とランチをしながら話そうというイベント(Visionary Cafe)というのがありますので、ぜひ参加を申し込んでみてください。

2013/7/28 第1回 Visionary Café 開催! | 最先端科学のリバネス-Leave a Nest-

自由研究に使えるよ!「理科の王国」からホバークラフトの工作キット発売







「理科の王国」から、家庭でできる本格実験キットができました!初回限定特典は、来年の特設イベントへの招待券!
ただいま予約受付中です


#002 すいすい動くホバークラフトをつくろう | 小学生のための理科の王国


2013年7月14日日曜日

社長の実家に行く時に気をつけること

肉を焼くアンドリューとマシュー

集合写真。
写真からは分からないが、
実はGorillapod+カメラで2台でタイマー撮影した

丸社長の実家でのバーベキューは、ものすごく大量の食べ物がでてくる。
しかも全部おいしいから気をつけて!>来年いくひとへ


自作のモデルロケット打上に挑戦

自分でものをつくって、飛ばす。これ、ほんとうに楽しい。
簡単なモデルロケットをつくるだけで、宇宙開発の一端に触れられる、というのも面白い。

5月には「小学生のための理科の王国」で小学生と一緒にモデルロケットを飛ばした。
そのとき使ったのはモデルロケットで最もポピュラーに使われているアルファIIIモデルロケットだ。



アルファIII モデルロケット

次は8月下旬に高校生とモデルロケット開発をする。
次は中学生対象なのでもっと高度なことに挑戦しようと思う。

それは自作だ。
アルファIIIは作るだけならプラモデルよりも簡単だ。機体のカスタマイズ性も絞られており、小学生も迷わず作ることができる。

しかし、航空力学やロケット工学を学んだ上で挑むなら、機体設計もしたいというもの。
材料費がかかるかというとそんなことはない。
材料は簡単な物でいい。

たとえば紙筒はラップの芯でもいい。フィンは画用紙やケント紙を切って作ればいい。
パラシュートは、ビニール袋で作ることにした。

フィンの設計

手近なものでマシンの重心を測る様子


昨日は実際に自作ロケットを作成し、飛ばした。
ちゃんと打ち上がったので、いい手応えを感じている。

これから、試した内容を元に教育プログラムに落としこんでいく。
楽しみだ〜〜

2013年7月10日水曜日

日テレ リアルロボットバトル日本一決定戦に沼津高専チームも参加名乗り

沼津高専電子制御工学科 青木研究室のチームが参加名乗りを挙げています

公式ページでもまだ明らかにされていない、ロボットの仕様についても言及しています。


リアルロボットバトル日本一決定戦に参戦します | 沼津高専 電子制御工学科 青木研究室





曰く

普段研究を進めている医療ロボット開発で培った技術を駆使して、
等身大ヒューマノイドロボットシステムの構築に取り組みます
    メカナムホイール制御
    画像処理による攻撃回避
    相手も驚く必殺技
など、最先端技術を駆使した
あっ!と驚くロボットを創って日本一を目指します


メカナムホイール!!!
体の向きを変えずに、前後左右に動くことができるホイールですね。

▼参考動画



▼こちらもわかりやすい




2mクラスになるとどんなスピード、
どういった動きになるのでしょうか?
たのしみですね!!!

2013年7月5日金曜日

3DプリンタであなたもMakers

これは先月のことですが。

手作りできる3Dプリンタを、お披露目しました。
このイベントは +藤田大悟 主導で、 +吉田丈治 と一緒に実施しました。

会場は 三軒茶屋にあるアゲマキというお店です。
アゲマキはリバネスの系列店です。

3Dモデリングソフトについてのお話。
iPadで123Dのコンシューマ版が無料で使えることを知りました。

手作りできる3Dプリンタ

実際に動かして記念品をつくり続けていました。

そのときの模様をHONDAのROADMOVIEというアプリで撮影したのが下の動画です



雰囲気伝わりますかね?ROAD MOVIE面白いですよ


Honda iPhoneアプリケーションズ|ROAD MOVIES







さて、肝心の3Dプリンタのその後ですが、それはこれから発表するという段階です。

2013年7月4日木曜日

7/12、「ちょっと面白い、合同未来閲覧会」の開催

いわゆる就職説明会とか企業説明会に飽きつつある
リバネスと面白法人カヤックで、変わったことを計画しています。

その名も「ちょっと面白い、合同未来閲覧会」


  • なんかモヤモヤしてる
  • でも、人と違ったことがしたい
  • アイデアがあるから聞いてくれ
  • 実はもう起業した
といった色んなレベル感の人が集まればいいと思います。

詳細はこちら。
興味のある人はお申し込みフォームから申込をお願いします。



2013年7月2日火曜日

ケミストリークエストというカードゲーム




当時小学校3年生だった米山君が開発した化学結合をベースにしたカードゲーム。絵を合わせていくだけで、化学のことが馴染みやすく覚えられていくゲームになっている。


新しいことを始めよう


一つ、大きな仕事が終わったので新しいことを始めようと思った
四月病みたいなもんです。wwww

その1 ブログを再起動する

Bloggerで試しに投稿しています。
はてなブログと迷ってる。

その2 統計をマスターする

Rを使って勉強をスタートしています。
そろそろ本格的にデータをぶん回しはじめます。
「Rによるデータサイエンス」(金明哲 森北出版)を読んでいます

その3 アメリカ留学に関する情報収集

西海岸の家賃高騰の記事をみて若干グラっときてますが
ぜひやってみたいことなので情報収集をし、方針をあと数ヶ月以内に明確にしていきます。